印刷

夏休み 美術部 校外学習

美術部 夏休みも活動中 校外学習「銀座ギャラリー巡り」
さて、学校は夏休みに入りました。蒲田高校美術部員は連日、制作を続けています。また夏休みならではの校外学習も予定されています。授業がない間に大作に挑む部員、石膏デッサンにチャレンジする部員様々です。今回は7月31日の校外学習「銀座ギャラリー巡り」を報告します。
 
はじめに
7月31日、午前中いっぱいそれぞれの制作を行った後、午後から銀座のギャラリーを数軒、巡りました。一人ではなかなか入りにくい画廊もみんなで一緒に挑戦してみました。高級感溢れる店が並ぶ銀座は、都内有数のアートスポットでもあります。ブランドや企業が運営するギャラリーや、最先端の現代アートなど刺激を与えてくれるアートに、無料でたくさん出会えます。G8にはじまり数軒のギャラリーを巡りました。そのなかの主なものを紹介したいと思います。
 
■G8ギャラリー「柳原照弘展」
まず最初に入ったのはリクルートが経営するG8ギャラリーです。今回は柳原照弘展が開催されていました。体験型のアートのなかに入り込み、体験を楽しみました。
写真は吊るされた布に描かれた作品の後ろに部員二人が立っています。見る人が作品の中に入り込むことが計算された作品の面白さを感じることができました。またギャラリーの学芸員さんが作品一つ一つの説明を丁寧にしてくださり、部員一同真剣に耳を傾けていました。
「普段あたりまえにある光や風の揺らぎ。布によって作り出されたレイヤー。そこにひとが入ったとき、どのような表情の変化をみせるのか。来場者が存在することではじめて成立する、またその状況によって空間が刻々と変化する、実験に満ちた展覧会です。~展覧会公式HPより」

 
■銀座たくみ
次に民芸ショップ「たくみ」によりました。G8とは一転、日本全国の民芸品が集まっています。店員さんが部員が興味を持った民芸品一つ一つに丁寧に語ってくださりました。くらしの中に生きた手の技は、民族の生活文化そのもの、どこの国でも名もない職人たちが風土に根ざした素晴らしい作品を生み出してきているという心を熱心に語ってくれました。写真は部員に「胡麻煎りなべ」の説明をしてくださっている場面です。

 
■ギャラリーためなが「藤田嗣治展」
3件目は絵画「「藤田嗣治展」を観覧しました。ギャラリーためながの創始者は藤田嗣治と深い交流がありました。作家にゆかりあるギャラリーで線描の美しさが際立った40数点の絵画を味わいました。部員も親しみやすい絵画という分野で、実際に間近にみる面白さをしっかり感じ取りました。ギャラリーの方が、その細い線の描写方法を詳しく説明してくださいました。とても筆で描いたとは思えない線、筆に細い針金!?を入れることもあったようだたという解説にはみんなびっくりでした。
 
■ggg「山口はるみイラストレーション」
1970年代のPARCOを飾った力強い女性たちを描いたイラストレーターの作品展です。昭和の力強さ、何とも言えない懐かしさを味わいました。またギャラリー全体のインスタレーションも斬新でした。写真はギャラリー入り口のインスタレーションを鑑賞する部員です。地下ではエアブラシの他、色鉛筆や鉛筆で仕上げられている作品もあり、普段使い慣れている画材が「こんな完成度で作品になる!」にびっくりしていました。

 
■ポーラミュージアムアネックス 野口哲哉「~中世より愛をこめて~ From Medieval with Love」
途中、小さなギャラリーも寄り道しながら最後にこの展覧会をみました。たくさんの作品を見て、また暑い中歩いての疲れもありましたが、この作品展の多様性や面白さに部員一同釘付けでした。作品展は絵画から彫刻まで様々な形で表情豊かな鎧姿の人物を制作し、国内外でも人気の若手作家 野口哲哉氏の大型個展です。人物像の奇妙な佇まいと、鎧兜の精巧さが織りなす作品群すばらしかったです。写真はそれぞれの作品の前に見入る部員です。
   
 
 
おわりに
蒲田高校美術部ではそれぞれ個性溢れる作品を制作しています。他人からみればその個性がすばらしいと感じられる作品であっても、なかなか自信が持てないでいる部員もいます。校内の制作のみでなく、実際に様々なアートの表現に触れる中で、アートにの方向性は決して一種類ではなく、それぞれの形で輝けることを実感してほしいと思います。夏休みこのあとも校外学習を予定しています。暑い日が続きますが部員一同、アートを楽しみ、それぞれの制作に活かしていきたいです。校内の生徒で美術部の活動に興味を持った人はぜひいらしてください。また蒲田高校への入学を考えている中学生も、美術部員募集中です。
 
 
〒144-0053 東京都大田区蒲田本町1-1-30
電話 : 03-3737-1331 ファクシミリ : 03-3737-1714
E-mail : S1000015@section.metro.tokyo.jp